異種ロボットの複数制御システムの実証実験に参加

IoT製品やロボット開発などを手掛けるアンドロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:田村 幸広、以下、当社)が提供する自律航行運搬ロボット「FRUTERA(以下、フルテラ)」と、TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下、TIS)が提供する複数のロボット同士やセンサーなどの環境や人を含めた相互連携を実現するソフトウェア「RoboticBase(ロボティック・ベース)」との連携が実現しました。

上図:フルテラ

当社はTISと協業し、複数のベンダーによるロボット制御の実証実験をいたします。ロボットを活用した施設管理業務やサービスの高度化を図るために、複数種ロボット(アバターロボットや、自律航行運搬ロボット)の統合管制システム「RoboticBase」を実験的に導入し、施設管理業務の効率化を図ります。本実験は2020年9月18日より、羽田イノベーションシティにて行われます。

本実証実験において、フルテラはアバターロボットからの配送リクエストをロボット統合管制システムから受信、アバターロボットの場所まで自律航行により商品やノベルティなどを配送します。フルテラがロボット統合管制システム「RoboticBase」を介して、他ベンダーロボットとの同時制御が可能であることが検証されます。


上図: RoboticBaseによるフルテラ配送イメージ

フルテラについて
フルテラの基本機能は、障害物回避を含んだ自律航行や自動充電など、シンプルであり、ローコストでのサービス提供をコンセプトとしています。
電子マネー決済や抗菌機能など企業に合わせたカスタマイズが可能です。予め記憶した施設の地図情報をもとに走行し、センサーにより、障害物や人などを回避可能です。移動目的地や建物のレイアウト変更にも柔軟に対応できます。また、フルテラにはWi-SUNを活用した無線通信技術が応用されており、既存の携帯電話ネットワークやWi-Fi通信では難しかった、人込みの中での自動航行が可能になりました。

詳細: https://www.androbo.co.jp/business/r-division/frutera

上図:フルテラの基本仕様

実証実験概要
実施期間:2020 年9月18日(金)より開始
※フルテラの出展
2020 年 9 月 18 日(金)~22 日(火)、24 日(木)~26 日(土)
2020 年 10 月 1 日(木)~3 日(土)、8 日(木)~10 日(土)
各日 10~12 時、13~17 時を予定
場所:羽田イノベーションシティ
※フルテラの出展はゾーンK3階
URL:https://haneda-innovation-city.com/news/2020/09/11/1110/